登場人物

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棺 玖麗亜（ひつぎ くれあ）　出演 内藤 穂之香

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今回の依頼者。
園長の自殺により閉園となった孤児院「慈愛の家」の、家と土地を相続したオーナーである。

さっそく借家にしようと考えたが、何年間も無人の廃屋だった建物は近隣住民から 『お化け屋敷』
『幽霊が出る』『ホラースポット』と惨憺たる言われよう。
玖麗亜は悪いイメージを払拭するため、Ｙ澤不動産に協力を求めて、希望者を募って招待し、
「事故物件★一泊二日のどきどきナイト！」という思い切った企画を実行する。
目的としては、結果的に「幽霊など出ない安全な物件」であることを世間にアピールし、
借り手を見つける為だというが。

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マザー・愛子（あいこ）

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もと“慈愛の家”の二代目園長。現在は故人。
国からの助成金を得ながら積極的に入所生を募り、『一人でも多くの不幸な子供たちに笑顔を取り
戻したい』という理念のもと、毎日笑顔の絶えない“家族”を作った。
『教育熱心な子供好きの女性』と近隣住民にも評判の良い人物であったが、ある時、園長が特に可愛
がっていた児童が階段で足を滑らせ、転落死するという痛ましい事件が起こる。

園長はショックのあまり精神を病んでゆき、ついには夜な夜な大声を上げたり、壁に意味不明な落書き
を行ったりと、奇行を繰り返すようになる。そしてその数年後、彼女は猟銃により自殺したというが、
その死の詳細は警察からも非公開とされており、現在のところ知る術はない。