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ScaLIST
-スケア"リスト"-
Mysophobia
マイソフォビア
防護服に身を包み
清掃活動という名の連続殺人を繰り返す。
潔癖症の彼は
感染症への恐怖から異常性を帯びていき
汚れ=悪という認識となっていった。
社会の悪を除菌するための清掃活動は
証拠も全て洗い流してしまう。
He Law
ヒーロウ
法で裁かれなかった悪人に
私刑を下す偽善者。
自分のことを正義の味方だと思い込み
犯罪者たちを次々と葬っていった。
次第にその正義感は狂いだし、
いつしか「自分こそは法だ!」と
逆らうもの全てを手にかけていった。
Chase Hand
チェイスハンド
頭部に人の手を持つ異形の存在。
目も耳も無いはずなのに
いかにして標的を追跡しているのかは
謎に包まれている。
逃げても逃げても目の前に姿を現し
追われる者は錯乱状態になってしまったとか。
White Idiocy
ホワイトイディオシー
意思の疎通が取れず、
人間とは思えない奇声を発する。
鳥や人間を襲い、生き血を啜るが
幼子のように甘い菓子を好むようだ。
なぜか現場にはいつも掛軸が落ちている。
Sick in Man
シックインマン
発表作品すべてが
発売禁止になる狂気の作家。
凄惨な恐怖演出を含む怪奇譚を得意とする。
そのリアリティー溢れる猟奇描写に
『実際に人を手にかけているのでは?』と
読者の間で噂されている。
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