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if 咽び家とは?
オバケンが贈るお化け屋敷
古民家を自由に探索する新感覚ホラーアトラクション
「畏怖 咽び家」のパラレルワールド
ifの世界をテーマとしたイベントです。
通常verの畏怖 咽び家とは異なったストーリーになっており、
咽び家を既に経験された方でも楽しめるイベントとなっております。
あの場面で、もしこうなっていたら…
もし違う事が起きていたら…
などの「if 咽び家」の世界を是非お楽しみください。
STORY
裏壱章
[-幇-]
私はとある事業に失敗し、多額の借金を負ってしまった。
当然、現在の住居の家賃も払えなくなり、途方に暮れている。
「今より安い家に引っ越そう…」
そう思い至った私は早速、格安物件を探し始めた。
しかし、いくつもの不動産を当たったが
なかなか良い家が見つからない…
そんな中、最近やたらと羽振りがいい、知り合いのS嶋から妙な話を聞いた。
「格安物件、探してるんだっけ?
なら杉並区に家賃1万の物件あるらしいんだけど…内見を予約しとこうか?」
S嶋の言った言葉に耳を疑った。
…1万円?そんな物件あるのだろうか?
確かに格安物件を探してはいたが、そこまで安い家賃は今まで聞いた事が無かった。
最初は破格すぎるその物件に一瞬の戸惑いを感じたがS嶋に説得され、
とある不動産業者に内見を申し込む事になった。
その決断が私の人生を大きく狂わせる事になるとも知らずに…
裏弍章
[-欲-]
私はあの家から飛び出すと振り返ることなく走った。
怒号と絶叫が響き渡るあの家を背に必死に逃げた。
こんな恐ろしい事になるなんてと、心の中で、
何度も叫びながら必死に走った。
気がついた頃には、自宅の玄関でへたり込んでいた。
警察!警察に電話!!
とにかく、警察に電話をかける事にした。
『事件ですか…?事故ですか…?』
「あ、あの!!殺人鬼が住み着いてる家があるんです!住所は…」
洗いざらい起こったことを必死に話し始めた。
ある程度話し終え、人の声を聞いた事によって安堵し徐々に冷静さを取り戻し始めた時、
不意に部屋の机に目を向けてしまった…
机には、山積みになった借金の督促状が…
その瞬間、【あのメモ】の事が頭の中をよぎる。
すると私は、思いもよらない行動をしてしまう。
「あ、今までの話は間違いでした。なんでもないです。すみません…」
電話を切ってしまった…
一体、私は何をやってるんだ…?
すぐに掛け直そうと思ったが、【あのメモ】の事が気になって仕方がない。
そうこうしてる間に、数日がたった…
あの一件以降、S嶋とは連絡は取れていない。
時間が経つにつれて、【あのメモ】の事で頭がいっぱいになる。
次第に私は正気を失っていった...
「もう一度、あの家に行こう」
意を決した私はすぐにリュックに必要な物を詰め始めた。
あの恐ろしい家に戻るために…
裏参章
[-顛-]
金目的で殺人鬼が潜む家に忍び込んだあなた
金庫の中に大金を発見!
持ち去ろうとするが…
殺人鬼が立ち塞がりあなたの行手を阻む
あなたは咄嗟に近くのナイフを手に取り殺人鬼を刺し殺してしまう…
我に返り、自分のしでかした事の重大さに気づき
急いで大金をカバンに入れ、家から出ようとした時
玄関で突然ノックをする音が…
「すみませーん!警察です 通報があったので見回りに来ました
どなたかいらっしゃいますか?」
警官が来てしまった…
もしかして…あの時、通報したせいか…?
大金の入ったカバン…手には凶器…部屋には死体…
警官の目から見て、今のあなたはどう見えるだろうか…?
あなたは必死に死体とカバンを部屋に隠し、そのまま身を潜めるのだった。
果たしてあなたの運命はどうなってしまうのだろうか?
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