top of page
​記事検索
​カテゴリー

過去スレ一覧

​ 2010年7月2日(金)19:48:22
 
人面犬ってやっぱりいたんだ

 

​    >>続きを読む

 2010年5月30日(日)24:33:56

 口裂け女について豆知識

 

 >>続きを読む

 

 

 2010年3月24日(水)20:06:39

 都市伝説について語ろう

 

 >>続きを読む

 

【前の記事を読む】
 

メリーさんの電話

とある家族が引越しをすることになり、その際に女の子が「メリー」と呼んで

大事にしていた古い外国製の人形を誤って捨ててしまった。

不憫に思ったのか、両親は「綺麗で新しいものをまた買ってあげるから」と

彼女を宥め、引っ越し先で新しい人形を購入した。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新しい土地での生活にも慣れ、

女の子もやがてメリーという人形の存在を忘れていった。
そんなある日の夜、家に電話がかかってきた。両親が不在だった為、

女の子が電話に出る。

 

 

「もしもし。」
 

 

「・・・。」
 

 

「もしもし?だれ?」

 


「私、メリーさん。今、ゴミ捨て場にいるの。」

 


プツッ・・・。
電話はそこで切れてしまった。

メリーといえば、私が失くしてしまったあの人形だ。

すると直後、また電話が鳴り響いた。


「私、メリーさん。今、○○駅にいるの。」

 

 

 

プツッ・・・。

また電話が切れる。
○○駅といえば、女の子が住んでいる地域の駅。

その後も電話がかかってくる度に、メリーさんの現在地がどんどん

自分の家に近づいてくる。

そしてまた電話が鳴り響く。

 

 


「私、メリーさん。赤い屋根の郵便局の前にいるの。」
 

 

赤い屋根の郵便局は女の子の家からすぐ近くにある郵便局だ。

流石に女の子は気味悪く思い、すぐに電話を切るが

またすぐにかかって来る。

 


「私、メリーさん。今、あなたのお家の前にいるの。」

 

プツッ・・・。

あまりの恐怖に女の子は電話の線を抜き、思い切って玄関のドアを開けるが、

そこには誰もいない。電信柱の街灯が、道路を不気味に照らし出しているだけだ。


するとその瞬間、電話線を抜いたはずの電話が鳴り響いた。


「私、メリーさん。

今、あなたの後ろにいるの。」

zombie-2554660_640.jpg
bottom of page